ブランクを楽しむ!
みなさんこんばんは!
クラシック音楽が大好きなHappyです♪
成人の日も終わり、一月も あ!!っという間に半分過ぎましたね。
既に仕事が始まって、忙しい日々をお過ごしの事と思いますが、
みなさん今年のお正月休みはどんな風に過ごされましたか?
私は今年はどこへも外出せず、家でまったり過ごしておりました~♪
昨年末から自宅を不在にすることが多かった為、
待ち遠しい気持ちでピアノに向かったのですが…!!
全然指が動かない!!
あんなに練習したのに、もう鈍っている!!(;O;)
社会人でピアノを楽しんでいらっしゃる方には
よくある事ではないでしょうか?
そこで、今日のテーマは
「お休みで久しぶりにピアノを再開してみようかな~♪と
ちょっと昔の曲を引っ張り出してきたそこのアナタ!!」です。(笑)
久しぶりに再開する時って、新しい気持ちで
ウキウキしていて、曲に対しても前向きな気持ちで
自分なりの美しい仕上がりをイメージしながら弾き始めると思うんです。
で、現実との差にがっかり…。
いやむしろ、この前イヤイヤやっていた頃のほうが上手だったかも…
なんてよくあることです。
筋肉がその動きを忘れてしまったり、
脳と神経の連携がうまくいかなくなってしまっていたり
原因は様々ですが、とにかく習い事は1日休むと3日前の状態に戻る!
と言われているくらいですから、社会人で習い事をするというのは
一進一退の時期もありますね。
ピアノに触れない時期が続いても、沢山練習する方法はありますが
今日はあえてブランクがあるということを活かした練習をご紹介したいと思います♪
ズバリ、「自分がどう弾きたいのか」というイメージの通りに演奏する!!
指が思い通りに動かないということはつまり、
反復練習はできないということですね。
反復練習は難しい指使いを練習する場合などには大変有効ですが、
ブランクに指が負けちゃったなと思った時は、
久しぶりにピアノに向かった時のウキウキした気持ちの方を大切にして
弾いてみませんか?
頭の中に思い描いていたイメージに近づけるよう
体の使い方とか、表現の仕方について練習してみると
落ち込まないで楽しく演奏できると思います♪
故、中村紘子さんの著書:チャイコフスキーコンクールの中に
コンテスタントの特徴として日本人は機械のように正確だが、感受性がない
というお話があります。
例えばバッハやエチュードではペダルを使用しないと頑なになっていたり
音楽というものを演奏者自身の内面的欲求からではなく、形式的に捉えている
という印象を与える演奏をするとあります。
少し古い時代の頃の本ですので、現在の日本人ピアニストの中には
素晴らしい表現をされる方が沢山いらっしゃいますが
古い時代のままの教えを更新できていない方々、
また、子供のころに演奏した曲でも大人になった自分では表現したいことが
違ってくると思います。
ぜひ、内面の感情を表現することを楽しんでみてください♪
ブランクを楽しもう!!